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従来型コロナワクチンの供給は2023年3月31日で終了します

当院でも、ファイザー製オミクロン株BA-1対応のワクチンを使用してきましたが、本日11月1日に中野区からファイザー製オミクロン株BA-4,5対応のワクチンを受領いたしましたので、今後は順次オミクロン株BA-4,5対応のワクチンの接種が主となります。

ただ、ご注意いただきたいことがあります。

オミクロン株対応ワクチンは、追加接種(1・2回目完了後の接種)として臨床試験を実施し、有効性・安全性が確認されているため、従来型の1・2回目接種を完了している方が対象となっています。このため、ファイザー製のオミクロン株対応ワクチンは、BA-1対応ワクチンもBA-5対応ワクチンも、初回/2回目接種として使用することができません。

つまり、まだワクチンを接種していない方は、オミクロン株対応のワクチンを使用することができませんので、従来型のワクチンで初回/2回目接種をする必要があります。

しかし、従来型ワクチンについては、「年内で国からの供給を終了する予定」との連絡がありました。

国から供給される従来型ワクチンの使用期限は2023年3月31日までですので、2023年4月以降に初回/2回目接種をご希望なさっても、ファイザー製ワクチンでは接種を受けることができないかもしれません。

このため2023年4月1日以降の初回/2回目接種については有料化も検討されています。

お子さんについてもご注意いただきたいのですが、12歳になった後に1回目の接種を受ける場合は、1・2回目接種とも12歳以上用のワクチンを使用しますが、1回目の接種時に11歳だった方が、2回目の接種時までに12歳の誕生日を迎えた場合、2回目接種にも小児用ワクチンを使用します。

12歳以上用と5~11歳用ではワクチン自体が違うので、「1回目は子供用、2回目は大人用という訳にはいきません」

また5~11歳の子供用のワクチンは2023年3月31日までの接種予定となっていますので、大人と同じく2023年4月1日以降はワクチン接種は有料化されるかもしれません。

従来型ワクチン接種が必要な方はなるべく早く打っておいた方が良いですよ。

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