HOME > 診療案内 > コロナ後遺症外来について

当院ではコロナ後遺症外来を行っております。

新型コロナウイルス感染症で急性症状を乗り切った後に多くみられる持続性の咳や呼吸苦、味覚嗅覚障害、局所疼痛、シビレ、脱毛、不安感等の症状、またコロナワクチン接種に伴う様々な症状のご相談を受け付けております。漢方を中心に、西洋医学の薬も適宜使いながら治療していきます。

脱毛には、局所の脱毛がみられる円形脱毛や、全体的に脱毛がみられる休止期脱毛などがありますが、コロナ感染後にみられる脱毛の多くは、全体の脱毛が増える休止期脱毛です。いろいろな調査などから回復から5~6か月ぐらいに回復する方が多いようです。

感染後の持続性の咳や呼吸苦がある方は、器質化肺炎になっている方や、感染後喘息様の症状の方などいろいろなタイプがいらっしゃいますので、検査で適切な治療法を選ぶことが大切です。

また、全身的な不調を訴える方の場合には、漢方薬の補剤である人参養栄湯がよい効果を示す方が多いようです。人参養栄湯は病後の体力低下、特に呼吸器病の後に使われることが多い漢方ですが、消化管の働きを助けて栄養の吸収を高めることで「気」「血」の両方を補います。

オンライン診療にも対応しておりますので、当院から遠い地域にお住いの方のご相談も承っております。

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