当院では減塩をメインとしながらも食べやすいお料理を健康美容食と言ってご紹介しています。
健康美容食では、素材の味を生かした料理を作るためにいくつかの美味しい調味料を使います。
まず最初に、「美味しい調味料」のご紹介から始めることにしますね。
1.お出汁
よいお出汁をきちんととることで、加える塩分の量が少なくてもしっかりした味わいの料理にすることができます。
茅乃舎だしも有名で美味しいのですが、味の兵四郎の「あご入り兵四郎だし」が便利です。
煮出すだけで、美味しいお出汁が簡単に作れますし、濃くも薄くも自由自在です。
あご入兵四郎だし | 味の兵四郎(ひょうしろう)公式通販サイト (ajino-hyoshiro.co.jp)
あご入減塩だし | 味の兵四郎(ひょうしろう)公式通販サイト (ajino-hyoshiro.co.jp)
2.かつお節とかつお節削り器
かつお節削り器で削ったばかりのかつお節の味と香りは、パックの削り節の比ではありません。かつお節をひと手間かけてかつお節削り器でけずるだけで、おにぎりの味が全く違うものになります。数日で使い切る程度の量をかつお節削り器で削って、タッパーウェアやジップロックに入れておけば手間も減って便利です。
鰹節削り器|株式会社にんべん (ninben.co.jp) この他、包丁 販売 日本橋木屋 (kiya-hamono.jp) や アマゾンでも購入できます。
2.お酢
美味しいお酢は料理の要の1つです。「酸っぱすぎず甘すぎず味が良くて使いやすいお酢」を探してたどり着いたのが、鳥取 宝福一さんの健康酢でした。
健康酢|宝福一有限会社|健康酢|福ノ誉|らっきょう|鳥取県倉吉市| (takarafukuichi.jp)
通販で申し込むとすぐに送ってくれます。このお酢を使うと、ドレッシングやソースが本当においしく作れます。このお酢を使って寿司酢を作るとまろやかでおいしいすし酢ができますし、新ショウガやみょうがの甘酢漬けも簡単においしく作れます。このお酢を使って作ったサラダドレッシングやしゃぶしゃぶのたれなどは、お店の味にも負けません。酸味をうまく使うことで、素材の味を生かした減塩調理をすることができるので、おいしいお酢は健康美容食の要です。
この他にもスーパーで売っている安いお酢も買っておいて、アク取りなどには安いお酢を使うように、使い分けています。
3.お醤油
普通の濃口しょうゆと淡口(うすくち)しょうゆの塩分量を比べると、濃口が16~17%に対して、淡口(うすくち)は18~19%と、淡口(うすくち)しょうゆの方が塩分量が多いのです。「濃口」「淡口(うすくち)」というのは味のことではなく、しょうゆの色のことを言っているので「淡口(うすくち)を使っているので減塩」というのは間違いです。ちなみに、しょうゆにには濃口、淡口、白、たまり、再仕込の5種類あるのですが、白しょうゆも17~18%と塩分濃度が高く、たまり醤油が16~17%と濃口と同じぐらいで、再仕込が一番少ない12~14%となっています。
私たちのレシピでは、普通の濃口しょうゆだけではなく、だし醤油を使うことが多くなっています。特に鎌田醤油のだし醬油は、だしの味が加わることでまろやかで美味しい味が簡単に作れます。塩分含有量も13%、低塩だし醬油は8%と塩分含有量も低く、使いやすくなっています。最近ではスーパーでも買えるようになってきたので、手に入りやすいことも利点の一つです。
だし醤油|鎌田醤油(かまだしょうゆ)公式通販サイト (kamada.co.jp)
鎌田醤油のだし醤油はバランスがとてもよく、料理にも調味にもお刺身にも使えます。また、バリエーションも豊富です。「鮭節だし醤油」「さしみ醤油」も美味しいのでお勧めですが、「にんにくだし醤油」は肉の下味付けに使うのにも便利ですし、だし醤油とにんにくだし醤油とお砂糖を合わせるだけで美味しい焼肉のたれができあがります。お勧めです。
ポン酢はだし醤油+健康酢でおいしく作ることもできますが、鎌田醤油のぽん酢醤油やだしぽん酢醤油も美味しいですよ。
4.お塩
美味しいお塩はたくさんありますので、お好きなものをお使いいただければ良いのですが、うま味を加えてあるため少ない塩分でも美味しく感じられる「ろく助の旨塩」がおすすめの1つです。
《ろく助塩公式通販》マスコミで評判のおいしい塩 (rokusuke-honpo.com)
コショー入りなどのバリエーションもあるので、使いやすいものをお持ちになると良いと思います。
5.お砂糖
三温糖がおすすめです。三温糖は色が付いているので「ミネラルが多くて健康に良い」と思われている方もいますが、実は上白糖とは大きな違いはなく、「健康のために三温糖」ということは言えません。ただ、三温糖の方が若干ミネラルが多いために味にコクを出すことができます。三温糖は遠心分離操作などで砂糖の結晶と蜜を分離した分蜜糖なので、糖液を煮詰めて固める含蜜糖の黒砂糖とは全く異なりますので、三温糖と黒砂糖を使い分けると良いと思います。
6.料理酒・料理ワイン
料理酒はお酒として飲めないように、3%ほどの塩が加えられていたり、甘味が加えられていることが多いので、料理に使うときには要注意です。料理酒を使うよりは、安くても飲むための日本酒を使った方が塩分も少なくできますし、味も整いやすくなります。また、日本酒のうま味も加えることができるのでお勧めです。また、赤ワイン/白ワインも良く使います。日本の安いワインは醸造アルコールを添加してあることが多いのでコクが出にくいのですが、アルパカのワインは安くておすすめです。
アルパカ | アサヒワインコム | アサヒビール (asahibeer.co.jp)
7.本みりん
本みりんはあまり使いようがないように思われていますが、みりん風調味料よりも塩分も少なく、コクが出やすいので、1本常備しておくと便利です。本みりんを加えるだけで味に深みが出ておいしくなります。みりん風調味料は安いのですが、塩分が多く含まれているので、おすすめできません。
この他にもおすすめの調味料はいくつかあるのですがよく出てくるのはこれらです。「味のおためしをしないと不安だな」という方は、ぜひ当院の健康食・美容食試食会にいらして下さいね。ちなみに、当院ではこれらの商品の物販はしておりませんので、安心してご参加いただければと思います。