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コロナ感染の療養終了後に気をつけること

コロナ感染の療養終了後に気をつけること

7月半ばから急増したコロナウイルス感染症ですが、発症から10日間は自宅療養かホテルなどでの宿泊療養となります。

10日経過して症状がなければ療養解除となり、普通の生活に戻る訳ですが、ちょっとご注意ください!

日本の家、特に東京の家はそんなに広いものではありませんし、家族と暮らしていればコロナウイルス感染者は自宅内隔離しなくてはいけませんから、

「トイレとお風呂以外は自室にこもっている」

ような状態です。

一人暮らしのワンルームや、ホテル療養でもシングルの個室に10日近くこもっていることになります。

また、病状も人によって大きく異なるので、

数日発熱があったけど、あとは元気に過ごした!

という人もいる反面、

療養終了間際まで全身のだるさが強くてずっと寝ていた

という方もいらっしゃいます。

実際、療養期間終了後に外出した時に、クラっとした、とか、ふらついた、という方も多いのです。

当院の若い女性の患者さんで、

コロナ療養明けにハイヒールを履いて通勤しようとしたら、ふらついて駅の階段でこけて足を捻挫した

という方もいらっしゃいました。

階段の下まで落ちなくて良かったです、本当に…

10日間の「狭い空間で過ごす」療養生活が終わった時には、思っているよりも体力が低下しています。

コロナの療養生活が明けたら、ケガでまた療養生活に逆戻り

ということがないように、お気を付けください。

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