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たばことCOPDの話

こんにちは!
最近はタバコを吸う人には風当たりの強い時代になりました。
 
昔…といっても、30年ほど前までは、
  診察室に灰皿が置いてある
ことがあったり、
  診察室の裏の小部屋でタバコを吸っているお医者さん
がいたり、
  医局はタバコの煙でもうもうとしている
ようなことがあったのですが、時代は変わるものです。
 
最近は、タバコを吸う場所も少なくなって、
  室内だけではなく屋外でもタバコが吸いにくい
時代になってきました。
 
白状いたしますと、かく言う私も昔はタバコを吸っていました。
ヘビースモーカーだった時期もあります。
お酒を飲んだり、みんなと話したり、ちょっと考え事をするような時に
一服するのは落ち着いた気分になれるので好きでしたが、
あることに気が付いて「ヤバい」と思ってやめました。
 
タバコがCOPDという病気の原因になる
ということは、みなさんご存じの方も多いと思います。
COPDは落語家の歌丸さんが亡くなった病気ですね。
タバコで細い気管支(末梢気道)の閉塞がおき、酸素を取り込む機能が障害されて
 体にうまく酸素が取り込めなくなってしまう
という病気です。
COPDの診断はスパイロメーターという呼吸機能検査などで行います。
 
もちろん、私も呼吸機能検査は毎年受けていましたし、
結果は毎年正常だったのでタバコを吸っていたわけですが、
ある日、走った後に、
 ゼ~ハ~~~ゼ~ハ~~~
ん?息を吸うよりも吐いている時間の方が長いことに気が付きました。
 
これは、明らかに異常な状態です。
ふつうは息を吸う時間の方が長くて、息を吐く時間が短くて、
 ス~~~ハ~ス~~~ハ~
となるのが正常な呼吸です。
 
COPDなどで細い気管支に障害があると
運動をした後などのように呼吸回数が増えた時に、
息を吐く時に抵抗が大きくなって、
息を吐くのに時間がかかるようになります。
 
このことに気が付いて、私はタバコをやめました。
幸いにも今は正常な呼吸に戻っています。
 
禁煙を続けるのが難しいこともよくわかっています。
何回も禁煙に失敗して
 オレは何回も禁煙している「禁煙のプロだ」!
と強がっていたこともあります。
タバコを吸う人の心情として、
 タバコをやめろ!
と言われたら
 やめるもんか!こっちは余計な税金払ってるんだ!
ぐらい言いたくなる気持ちも、よ~くわかります。
 
でも、健康な生活ができなくなってしまったら、元も子もありません。
 
私の場合は、ほんの小さな工夫をすることで、禁煙することができました。
 どんな工夫か?ですか…?
お知りになりたい方は、どうぞ、当院の煙外来にいらして下さいね。

 

あれ、「自分もそうかも…?」「家族がそうかも…?」と思った方、ぜひご相談ください。
 
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