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発熱外来の予約についてのお詫びとお願い

発熱外来の予約についてのお詫びとお願い

新型コロナの感染者数が高止まりしている中で、当院でも毎日多くの方から発熱外来についてお問い合わせを頂いております。

発熱を主訴にいらっしゃる方はコロナ感染症だけではありませんし、通常診療の状態ではコロナにかかったら大変なことになる患者さんもいらっしゃるので、当院では感染防止対策の観点から発熱外来は時間指定の完全予約制にて実施しております。

「風邪症状はあるが発熱はないので一般診療枠で診療して欲しい」というお問い合わせもありますが、感染症状がある方は発熱の有無に関わらず、発熱外来枠での診療とさせて頂いております。

発熱外来にもかかわらず、2日先、3日先でないと予約も取れない、というお叱りのお声もいただくほど毎日多くのご予約を頂いておりますため、発熱外来の受診についてのお問い合わせを頂いても、大変心苦しいのですが診療をお断りせざるを得えない場合もあります。

当院だけではなく、「発熱外来の予約が取りにくい」というお話は患者さんからも伺っております。

このような状況の中「とにかく予約できるクリニックに予約を取って、一番早く診察してくれるところに受診しよう」というお考えの方もいらっしゃるようです。

このような状況の中ですのでご不安もわかりますが、もし受診しないのであれば必ず予約のキャンセルをお願い致します

受診予約のキャンセルをしていただければ、その時間に誰か他の発熱患者さんを診察できるかもしれません。

当院では、8月11日~16日まで土日祝日も関係なく1日8時間の発熱外来を実施してきましたが、予約はとられているもののご連絡なく来院なさらなかった患者さんが1日平均2~3人はいらっしゃいました。Web予約の方だけではなく「どうしても緊急で今日受診したい」とお電話を頂いて、なんとか当日予約をお取りしたのにご連絡なく来院なさらなかった方もいらっしゃいました。

もちろん、具合が悪くてキャンセルの連絡を入れられなかった、ということもあると思いますので、「どんな時でも必ずご連絡ください」とは申しません。

一方で、しんどい中でも「他のクリニックで予約が取れたので予約のキャンセルをしてください」とわざわざお電話をくださった方も何人もいらっしゃいます。予約キャンセルのご連絡を頂いて空いた枠で診察した患者さんの中には、入院が必要なほど重症の患者さんも複数いらっしゃいました。この方々は無事にすぐに入院の手続きを進めることができて手遅れにならずにすみました。キャンセルのお電話をしていただいたおかげです。どうもありがとうございました。

東京では、お盆休み明けにコロナ陽性の患者数が増えるだろうと予想されます。当院も微力ながらできるだけ地域の方のお役に立てるように頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します。

 

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